豊かな広がり 大人の絵本

今日取り上げる絵本は 「ともだちのなまえ」 本屋で立ち読みをして、思わず涙があふれそうになりました。    ・・・・このイグアナはわたしだ、そしてあなただ・・・・

絵本作家のくどうなおこさんの言葉に、劇画家の松本大洋さんが絵を付けた絵本   「いる」じゃん このお二人のコラボだけでも素晴らしいのに、表紙をめくって読み始めると、なんだかとても懐かしく、自分が子供の頃に感じていたことがじわじわとよみがえってきました。 だれかいるかー  地球がひとりだったころ    さびしくて なかまが ほしかった...

今回紹介する絵本はこちら  「さくら」      長谷川摂子 文 矢間芳子 絵・構成 福音館書店 たまたま町の本屋で孫と一緒に絵本を探していたら、子供用の絵本のコーナーに飾ってありました。 何と言っても写真にあるように、表紙を含めた全ページのさくらの絵が素敵!...

一度見たら忘れられない、魅力的でゾッと聞きこまれる画力で何度も世界的な権威のある漫画賞を受賞して、知る人ぞ知る伊藤潤二先生(わたし、大ファンなんで、あえて先生と呼ばせていただきます!)が、これもまた素晴らしい、怪談えほんコンテスト大賞を受賞した、となりそうしち先生のストーリーとタッグを組んで出来上がった絵本がこれ!...

今日紹介する絵本は、たまたま本屋で見つけた、とても静かな、しかしじわじわと胸に訴えかけてくる絵本「せんそうしない」

こころって、どこにあるんだろう? こころって、なんだろう? う~ん、むずかしいなぁ 「わたしにはこころがあるよ」 それって本当? 「そりゃぁ、そうよ。だって、私は黙っているときでもいろいろ考えているもの」 じゃあ、考えるっていうことがこころなの? 「う~ん、たぶんそうだろうね」 でも考える時って頭を使うじゃない、こころって頭にあるの?...

“おおきな海のなかに ちいさな島があった”...

〝「われわれは ひゃくじゅうの王。どうぶつのなかで、いちばんの王だ」     ライオンが ちいさかったころ、           とうさんライオンは じまんげに そういった 〟 ひゃくじゅうの王のライオン。 しかし今、そのライオンが 広い草原を見回しても誰もいません。...

〝みなさんもごぞんじのように 第十二次世界大戦があり  文明が破壊されてしまいました。〟 から始まる、ジェームス・サーバーの「世界で最後の花」

 今日紹介する絵本はこれ         「おじいちゃんと森へ」

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