「せんそうしない」

〝ちょうと　ちょうは　せんそうしない

　きんぎょと　きんぎょは　せんそうしない〟

から始まるこの絵本は静かに、しかしじわじわと読む人の胸に訴えかけてくる絵本です。

以前テレビを見ていたら、アナウンサーが「まさかこの21世紀になっても、これまでの過去と同じようなことが繰り返されるとは思いもしなかった」というのを聞いて、本当に同じ思いでした。

「なぜ、そこまで？」

　そして・・・

「いつまで？」