動悸やめまいがする


大勢の人の前で話をするなど、緊張する場面で心臓がどきどきしたり場合によっては緊張のあまりめまいがするのは自然なことでしょう。しかし特にそういう場面でもないのに、動機やめまいが度重なるとやはり心配になります。まず疑うべきは身体の病気です。呼吸や動悸の場合、呼吸器内科や循環器内科などで身体の検査を受けること、めまいであればメニエール氏病などの耳の病気や脳疾患の可能性もありますのでそれぞれの専門医に見てもらってください。

 

しかしそれでも異常がないのにまだ動悸やめまいが続く場合、背景に心理的・精神的な問題を想定することになります。

たとえば動悸やめまいを生じさせる代表的な疾患はパニック障害です。また全般的不安障害のように日常生活において緊張状態が続くとめまいなどのふらつきが出る場合もあります。

 

他にもうつ病、あるいはうつ状態が身体に出てくる仮面うつ病、適応障害、PTSDなどなど多くの心理的な問題を背景として自律神経症状が出る場合もありますので、一度専門家に話を聞いてもらうことをお勧めします。


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