「不安」とは生命や安全が危険にさらされはしないか、という思いから取り乱したり、緊張したり、心配するなどの心理的な側面と動悸・発汗・のどの渇き・吐き気・ふるえ・過呼吸などの身体的な側面があります。特に対象となるものをもった不安を「恐怖」といいます。
恐怖の場合、その対象は主に「動物」「自然環境(高所や水など)」「血液・注射・負傷」「状況(閉所・逃げ場のない状況など)」「その他(窒息やおう吐につながる状況など)」があります。また不安や恐怖から、それを感じさせる物や状況を回避しようとする行動も見られることがあります。
これらの気持ちが関係することが疑われる心の問題は「全般性不安」「社交不安」「パニック障害」「限局性恐怖症」「広場恐怖症」などがあります。
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