閉塞感と無力感とあくびの日々(4)

<写真はFilmarksより>
<写真はFilmarksより>

最近、はまりまくっているドラマが、NETFLIXのこの(左)ドラマ「ユニークライフ」!

原題が「Atypical」、そう、すなわち「非定型」。

 

わかる人にはわかるでしょうが、「定型発達」に対しての「非定型発達」、つまり発達障がいの主人公とその家族をめぐるファミリー(?)ドラマ。

 

発達障がいをめぐるドラマは日本でも「僕が歩く道」とか「光とともに」とかいくつかあったけれど、アメリカ人の感覚は障がいを扱う慎重さや重苦しさを感じさせることなく、コメディタッチの観点から彼らの日常をさらりとえがいてくれます。

 

しかしだからと言って主人公のサムの日常生活における生きづらさはちゃんと見据えていて、ドラマを見ていても参考になりますね。これと同じような感覚で描いたコメディに「ビッグバン・セオリー」というドラマがあって、こちらはもうアメリカでも超有名な傑作ドラマになっています。

<写真はAmazonより>
<写真はAmazonより>

 

こんなドラマを見ているとあっという間に時間がたってしまいます。

ちなみに私は日本で手に入るビッグバンセオリーのDVDは全部買いましたね、大好き!

 

あと同じNETFLIXで自閉スペクトラム症のドクターが主人公の「GOOD DOCTER」も面白い。

これたしか韓国の作品が原作だったような・・。

 

日本でもこういう作品は出てこないかなぁ。

日本で「障がい」を取り上げるというと、何か、ウェットなイメージが付きまとうのですが、今回紹介したような作品はカラッとしたイメージで、描かれています。特にビッグバンセオリーなんかは、誤解を恐れずに言えば、本当に「障がい」を多様な個性の中の一つである(登場人物すべてがかなり個性的でユニークな人たちなんです)ことを感じさせてくれますよ。

まさしく「みんな違って、みんな良い」という世界。

アメリカ人の懐の広さを感じさせてくれるドラマです。