閉塞感と無力感とあくびの日々(3)

<写真はAmazonより>
<写真はAmazonより>

さて「閉塞感と無気力感とあくびの日々」(3)ですが、今日は一つ最近気に入っている本を紹介しましょう。

 

と言ってもかなり前の本で、たまたま部屋の本棚を見ていると目に入った本ですが、なかなか頭の勉強になる本です。

 

タイトルは「ネガポ辞典」。

<ネガティブな言葉をポジティブに変換」><これぞ幸せの原点!これはあらゆる人を前向きにする魔法の杖だ!>と表紙や帯にあります。つまりネガティブな言葉をポジティブに言い換えるための辞典だとのこと。

 

有名なアプリを書籍化したとのことですが、私は全く知りませんした。

 

 

心理学のコミュニケーション・スキル(?)の一つとして「アサーション」というのがあったり、認知の変換のスキル(?)としての「リフレィミング」というものがあります。どちらもコミュニケーションや認知の分野では有名ですが、これを日常版にまとめたという感じでしょうか。

 

例えば皆さん「無気力」という言葉を聞いた時、あまりポジティブな印象は受けませんよね。そのネガティブないイメージの持つ言葉を言い換えることによって、ポジティブなイメージに変換するわけです。

例えばこの時点では「無気力」について3つの言いかえを例として挙げています。

 

一つは「肩の力が程よく抜けている」 二つ目が「己が真に夢中になれるものを探し求めている旅人」 3つ目が「充電中」

 

う~~~~ん、私の場合、このブログのタイトルにもあるような「無気力感」は「肩の力が程よく」ではなく「肩に全く力が入らない」というイメージなのですが、しかしこれは確かにコロナで家にいてすることがなく、暇を持て余してやる気がわかない状態なので、実は今自分は、二つ目の「己が真に夢中になれるものを探し求めている旅人」状態なのだ、と言いきかせることで、ちょっとポジティブな気持ちになれるかも。

 

ちなみに自分のブログを読み返して「俺は何と文章力がないんだ・・・」と落ち込んだ時、この辞典をめくって

「そうか、俺は『自分の文章はおかしい』と気づくぐらいの<表現力はあるんだ>

さらに『伝えたい気持ちが大きすぎて、目の前の媒体に収まらない』ぐらい<熱き気持ちがここにあるのだ>

そして『これから実践練習を重ねることで、いくらでも成長できる』<のびしろがある>という事なんだ!なんでそのことに今まで気が付かなかったんだ!!ガンバレ!自分!!」とポジティブな気持ちに切り替えればいいのです。

・・・と、ここまで書きながら・・・なんだか、ちょっとむなしくなってきたぞ・・・。

おっと、こういう時は辞典を引いて「むなしい」をポジティブに変換だ!

と‥思って索引を探しましたが、索引に「むなしい」がありませんでした。

 

こういう時はどうすればいいんだ?

 

 

あくびでもするしかないか・・・・・。