ちょっと前に見た印象的な映画「シュバルの理想宮 ある郵便配達員の夢」

ちょっと前に見た映画で印象的だった作品「シュバルの理想宮 ある郵便配達員の夢」。

今はもう神戸では見れないので「もっと早く紹介せんか」と言われそうですが、遅くなりましたが紹介します。

 

これは私にとってはとっても興味深い映画でした。

簡単に言えば「ある偏屈で一途な田舎の郵便配達員のおじさんが、なんと自分の娘のためだとは言え、一人で33年かけて石拾いして驚くような宮殿を作ってしまった」と言う話です。

ただこれがすごいのは、実はこの話、実話だというから驚き。

 

まぁとりあえず予告編を紹介しますね。

いやいや、これは私のような人間にとっては、理想的な男性の生き方なんですよね。「こんなことして何になるんだ?」という意見もでそうですが、意味がなくても「やると決めたらやり抜きたい」と言う気持ちです。

 

なんとそれは私だけではなく、例えば「ゲゲゲの鬼太郎」で知られるマンガ家の故・水木しげるさんも「フランスの妖怪城」という作品で、映画とマンガのそっくりの郵便配達員シュヴァルを描いており、また同行した作家の荒俣宏さんによると「『他人のような気がせん!』と言っていた」というから、さもありなんです。

 

まぁ女性にはわからないかもね、男のロマンと言ってもいいんですが、これを単なる自閉的なこだわりの世界だと無粋なことは言いたくないですね。

 

興味を持ったあなた、一度機会があればご覧あれ。まだどこかでやっているかも。