きのうに引き続き、片付けのライフハックについて。
昨日は「とにかく、まず3つ捨てる」こと、を心がけようとお伝えしました。
その時にある工夫をした方がより取り組みやすいのですが、その秘訣は
「とりあえず、まず一度中身をすべて別の箱に出してみる」ということ。
例えば私はこうしました。
なんとまあ、ごちゃごちゃの状態(^^;)
なので、逆に引き出しはもう完全に空っぽ状態!
これを眺めてしばし休憩の後、
「よし、とにかくこれらのがらくたの中から、まず3つ捨てるぞ!」を決心をして実行します。
後はこれをできるだけ、毎日3つずつ捨てていくことを続けます。
もちろん必ず「毎日」でなくてもいいんですよ。「できるだけ」で十分。
こうして目に見える形でごちゃごちゃがあると、
引き出しのの中で見えなくなっているのとは違います。
とにかく3つ捨てよう!
で、最後に「もうこれ以上は捨てられない」と思った物だけ、また引き出しに戻しましょう!
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もと (月曜日, 27 7月 2020)
50代女性です。十数年前、TVの番組でADHDの方が片付けをしている様子を見て、まるで自分を見ているようと思ったのをきっかけにADDと自覚するようになりました。
一人暮らしの頃はまだ何とかなっていたのですが、結婚してからはキャパオーバーになり、片付けたいと思っても気持ちに反して余計に散らかってしまうこともあり、自分は一体何をしているのかと情けなくなります。あちこちに気が向いてしまい集中出来ないことや、要不要の区別をつけるのがとても難しいのが原因と思います。ADHD関連の本を読んでも、片付けるのは無理だから人に協力してもらおうなどというものもありました。確かにそうなのかもしれません。
社会人として仕事をするようになってからは特に、自分の存在が”社会の迷惑”でしかないとしか思えず、ずっと、人からの侮蔑のまなざしを感じて生きてきました。生まれてしまってごめんなさいという感じです。奇形で生まれた人が見世物小屋に入れられていた歴史もあるし、身体の障害でもその方々は人から何らかの差別を受けてきたかもしれない。発達障害と名付けられたこの見えない障害も、将来はまた違った認識で捉えられる時がくるだろうから、それまでの過程にいるのだと自分に言い聞かせています。
足の不自由な人が、そうでない人と同じようには歩いたり走ったり出来ないように、私には普通の人と同じようには出来ないことも多いけれど、この記事を拝見して、でも、まだもう少しなら、何とかなるかもしれないと気持ちを立ち上げることが出来そうです。ありがとうございました。
岸井謙児 (火曜日, 28 7月 2020 12:36)
もとさん
コメントありがとうございました。
頭でわかっていてもどうしてもできないこと、大変辛い思いをされていることが伝わってきました。「見えない障害」と言うのは、なかなか人にわかってもらえないのがさらに辛いですね。
私の部屋も物や本があふれんばかりに散らかっていますが、あまりにも自分が困るので、本に関しては「蔵書管理の無料ソフト」を利用させていただき、管理するようにしました。それでもまだ本棚に入りきれない本があふれてはいるのですが、必要な本を探す手間は激減しました。また今日(7月28日)の朝のNHKの「まちかど情報室」ではQRコードを使って箱や袋に入れたものをスマホで写真で確認できる、という便利グッズが紹介されていました。こういう便利グッズやテクニックを使うというのもありかもしれませんね。
ただしやはり「いらないものは捨てる」という原則はなんとか守り抜かないと物は増えるばかりだと、自分にも言い聞かせています。・・・・が、なかなか(-_-;)