「そのうち、やる通り」を歩いていくと

今日の言葉は
「『そのうち、やる』という名の通りを歩いて行き、行き着くところは『何もしない』という表札のかかった家である」
ミゲル・デ・セルバンテス(作家)

 

かの「ドン・キホーテ」を書いた大作家ですが、どうやらこんな感じの人みたい。⇒⇒⇒⇒⇒

 

それにしても、この人にしてこういうことを言うのだから、なんだかホッとしますね。

多分セルバンテスも、「あぁ、めんどくせーな、締切に追われて。編集者はうるさいし、こんな気分で小説が書けるか!ってんだ。そのうち気分が乗ってくるから、そん時に一気に書き上げてやるぜぃ!」と「そのうち、やる」通りを通り過ぎて、行き着くところは「やっぱ、もうやめた!」家の玄関だったのでしょう。

この気持ちはよくわかります。
この正月に立てた誓いも3日過ぎるとどこへやら、「またそのうち・・・」と思い、気がついたらまた大晦日を迎えるのは、人間のサガなのでしょう。

「お正月 今年もくるぞ 大晦日」という川柳があったような気がします。

この大作家にしてこうなのだから、人間昔からほとんど進歩していませんね、安心しました。