いろいろあっても歩き続けよう

 

今日はこの絵本を紹介します

「いろいろあっても あるきつづける」

 

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この絵本に出てくる主人公に名前はありません。
まるでガラクタみたいな姿。頭らしきものは石ころのようで、身体はクニャクニャ。    しかもなんだか汚いものをまきちらし、垂れ流しながらブツブツと不器用に歩いています。

   
「どうして 世の中は こんなに自分に冷たいのだろう?」
「どうして 他のみんなは そんなに楽しそうにしているのだろう?」
「どうして 自分だけが こんな目にあわなければいけないのだろう?」


みなさんにもこういう時って ありませんか?
こんな時は どうしたらいいのだろう??

そんな時は、少し休んだほうがいいのかも。
休むというのは、何もしないということではなくて
ただ、ただ、自分の好きなことをする時間を持つこと。
ただ、ただ、自分の世界に閉じこもって また元気がわいてくるまで 
こころを休めることじゃないかな。それなら できるかも。

 


そうこうしているうちに、彼は また歩き出したのです。トホトホと。
まぁ、世の中、いろいろありますね。
やれやれ、しかたがない、わたしもまた、歩きつづけるとしましょうか。

 

『いろいろ あっても あるきつづける』 

     絵・文 田島征三 光村教育図書