「夢」は生きる指針を与えくれる無意識からのメッセージ

今日はちょっと興味深い話を。


私のカウンセリングの一つの方法として「夢分析」があります。

「夢」と言っても、夜寝ている間に見る「夢」のことですが、その「夢」は実は自分自身の無意識から送られてくる「無意識からのメッセージ」なのです。

 

このメッセージを相談に訪れた方と一緒に考えてメッセージを解いていくのですが、その意味は相談者がいままで自覚し来なかった人生の指針を表してくれていることが多いのです。

 

そのようなことに取り組んでいる時、たまたま次のような記事に出会いました。

少し長いですが、取り上げてみます。

*引用はこちらから(http://www.epochtimes.jp/jp/2014/08/html/d99752.html)

 

<夢を積極的に活用し、自分の感情をコントロールする人々がいる。マレーシアの高原に住むセノイ族(Senoi)だ。

 研究者らの報告によると、セノイ族は夢の中の世界を現実と同じように重要視する。彼らは夢の中で、同じコミュニティーに住む人間と友人になったり、対峙したりしながら様々な経験を重ね、成長していく。その一方で、彼らは現実世界においては精神的に成熟しており、控えめで自己抑制ができるため、争いはほとんど起こらないという>


ほうほう。


<たとえば、夢の中で友人を作ったり、敵の集団とも仲良くなって助けてあげたり、それができなければ夢の中の友人と協力して敵を倒したりする。そのほかにも、夢の中を自由に飛び回るなど、明晰夢(夢の中で、自分が夢を見ていると分かっていること)を存分に楽しむ方法を教えるのだ・・・・>


へぇ~なるほど。

でも具体的にはどうやるんでしょう?

 

<・・・セノイ族は、夢の中の友人と敵を大切にし、夢の中では積極的に友人を作ろうとする。夢の中で、敵が自分と友人になりたいと申し出るときは、「敵が自分に名前を明かし、自分のために歌を歌ってくれる」という。

 

もし、夢の中である人物と争いになった場合、夢を見た人は現実世界でそれを解決しようと試みる。彼は争った人物に夢での出来事を伝え、自分に非があれば、相手に賠償することを申し出る>


な~るほど。

かなり夢を現実と結び付けて活用しているのですね。


現代の夢分析を近い部分がありますね。

「夢は無意識からの手紙・メッセージ」なのです。

皆さんも夢日記をつけてみれば?