明日は母の日ですね。
私の母はもう亡くなりましたが、やはりこの年になると色々と今までとは違う思いで母のことを考えたりします。
世の中には色々な親子があります。
仲の良い親子もいれば、距離が空いてしまった親子も。
それぞれがそれぞれの人生を生きてい行く中で、やむを得ない状況と言うのもあることでしょう。
今日紹介する本は、精神科医の夏苅郁子さんがご自分の人生の中で、心病む母との日々や思いを赤裸々に語ってくれた本です。
「それぞれの人生」といってもやはり親と子の関係は抜き差しならない影響を知らず知らず与えあっているのだ、と思わずにはいられませんでした。
そして最後に夏苅さんはこう書かれています。
「病を得ても、その人の生に何らかの意味を見つけることができるならば、ともに暮らす家族にとっては救いとなることを、私は母を通して学ぶことができました」
なお私はまだ未読ですが、夏苅さんには「もう一つの『心病む母がのこしてくれたものー家族の再生の物語ー』」と言う本もあります。
興味を持たれた方はぜひ。
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