私はどうしてカウンセラーを目指したのだろう? <2>

障害と言っても、先天的な障害と後天的な中途障害では人に与える影響は違うようです。

私は生まれつきの難聴、しかし母はストレスから来た(であろう)中途の難聴でした。

 

生まれついての障害の場合は今の状態が常態なので、特に子供のころは不便を感じてもあまり深刻に思いませんでした。しかし中途障害の母の場合、色々と考えるところはあったと思います。

 

その思いが私への気遣いや心配になったのかもしれません。

しかし当の本人としては、そんなに思われる方が負担だったのでしょう、かえって気にしないようにしていました。

 

とは言っても、こころのどこか片隅には「自分は難聴なんだ」という思いもあり、また実際に右から話しかけられると聞こえないわけですから、色々と人にも気を遣うようになります。

 

例えば右から話しかけられても、よく聞き取れない場合、「とにかく、はい、と答えてあいまいな笑顔を返しておけば無難だ」ということを身に着けました。これは聴覚障害の多くの方が身に着けてしまう態度の一つでしょうね。

 

ところが先日、これとまったく同じような態度をとっていた、という文章を読んだのです。

それは、アスペルガー症候群の方が書かれた文章の一つでした。

 

<続く>