「人生いろいろ」と、振り返って見てもいいかなぁ、なんて、ね。

数日前に「個人事業者の孤独」とでもいうような文章を書きました。

そこでも少し触れたのですが、私はこの職業に就く前は個人事業者ではなく、 

学校で特別支援教育に携わっていました。

 

聴覚障害の子どもたちと関わりを持ち、それ以前は肢体不自由・知的障害・発達障害と言った障害を持つ子供たちや、そのご家族と一緒に時間を過ごさせてもらっていたのです。

 今から考えれば、それはそれは充実した時期でしたね。

 

実は特別支援教育に関わる前は普通教育に関わっていたのです。もちろんその時のことも、とてもとても充実した経験でしたが、やはり若い頃に過ごした人生体験と、人生の半ばあたりから後半になって歩む道というのは、意味というか質というか、違うものなのです。

 

そして今、人生もかなり山を過ぎて、こうやって個人のカウンセリング・オフィスを開業するに至ったわけですが、これはこれで、とても充実したやりがいのある人生の時間です。

正直、こんな道に進んでこようとは若い頃には思いもしなかったですが。

 

昨年亡くなった島倉千代子さんのヒット曲「人生いろいろ」。

この曲に多くの中年以後の人たちに歓迎されたのは、

やはり皆さん、ご自分の人生にいろいろなことがあったからでしょう。

 

これから折に触れて(毎回というわけではありませんよ、気が向いたら、という意味です)、私がなぜ今ここでこうやって開業しているのか、なぜカウンセリングの道へ進んできたのか、少し振り返ってみてもいいかなぁなんて、ふと思ったりしています。

 

まぁ、あまり期待せずにいてくださいね。