フランスの箴言家、ラ・ロシュフコーの言葉
「他人に対して賢明であることは、自分自身に対して賢明であるより、たやすい」
あぁ、その通りだ。
人の話を聞いている時は、勿論自分の限界はあるにせよ、出来る限り賢明であることを心がけているのですが、さて自分自身の生き方についてどこまで賢明な判断を下せているのか・・・・。
良くわかりませんが、「賢明さ」というのが「客観性」を必要とするなら、自分自身に対して下す判断は、決して「賢明」であるとは限りません。
私はカウンセラーなんて立場をとってはいるけれど、自分自身の人生を生きている、という点ではクライエントの方々と何ら変わりはないのです。
結局、「賢明さ」というものは
「覚悟」というものと正反対にあるものかもしれません。
「懸命な」判断ではない、とわかっていても、
そうせざるを得ない時って、誰にでもありますよね。
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