「日の光をかりて光る、大きな月よりは、自ら光を放つ小さき燈火でありたい」
森鴎外の言葉です。
太陽と月の違いを知っていますか?
太陽は自ら光を放っていますが、月というのは、
その太陽の光を反射して夜空に輝いて見えるのです。
ですから月というのは自ら光っているのではない。
森鴎外は自らの生き方として、誰かの光や知恵を借りて、真似事や借り物の人生を送るのではなく、たとえ小さな光であっても自ら光を発する生き方をしたい、と言っているのでしょう。
「寄らば大樹の陰」とか、「長いものには巻かれろ」とか言う処世術もありますが、やはり微かではあっても、自分だけの光を放つ生き方をしたいものです。
とか、言いながらこのコーナーは、いっつも誰かの名言を借りてきて、さもわかったように放言しているのですから、全く勝手なもんですね (^^;)
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