「いじめのきもち」村山士郎編 小泉るみ子画 童心社

 

 

 

本屋でたまたま見つけた「いじめのきもち」という詩集。

 

 

掲載されている詩の数はあまり多くはないのですが、

子どもたちの生の声が聴けました。

 

 

 

その中から一つ引用。

『汚染された心』小野佑希子(小学校6年)

「友だちの悪口を

 言っている人がいた

 うわっひどいと思って

 私はそれを他の友だちに言った

 

 あれ?まって?

 同類じゃん!

 私も彼女も

 

 一番なりたくないと思ったのに

 自分はちがうと思ったのに

  

 一番彼女に近かった」

 

こういういじめについての詩だけじゃなく、反抗期の気持ちや自分を見つめる詩も載せられています。

 

興味があれば一度本屋で覗いて見て下さい。

読みやすい本ですよ。