《・・・ミイは、灯台の階段に座り、雨の歌らしい単調なメロディを、口ずさんでいました。いきなり、声がかかりました。
「おーい! わしは、かんかんに怒っとる!」
「いいことだわ!」
ミイが、うんうんと、うなずきました。
「ころあいの仇役(かたきやく)と遭遇したみたいね。
これで、パパの人生、ぐっと、はりあいがでるわよ」・・・》
<ムーミンパパ 海へ行く>から ミイの言葉より。
そっか、かんかんに怒る相手がいることも、人生に張り合いを持たせてくれる大事な要素なのかもしれませんね。
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