ささえる ことば <64>  「希望が無くなったからといって、なにも絶望する必要はない」

<ただ、淡々と歩き続けること>
<ただ、淡々と歩き続けること>

うむ、うむ、いい言葉ですね、この言葉。

「希望が無くなったからと言って、なにも絶望する必要はない」

 

もっともだ。

「希望」と「絶望」は裏返しではないということですね。

オセロのように、「希望」が反転したら「絶望」に変わるわけではないんだ。

 

大体「希望」も「絶望」も人が勝手に作り出す物語にすぎません。

何とかなるんじゃないか、っていう希望も

もうどうにもならないだろうという絶望も、勝手に人が作り出す物語。

 

なんとかなるかならないか、それはやってみなければわからない。

やってみてわからなければ、やり続けるしかない。

 

勝手な思い込みと勝手な判断は、「人生を早とちりさせる」もとなのでしょうね。

 

淡々と、粘り強く、あきらめないこと。