障害の社会モデルとなる障壁を打ち崩すきっかけになるか?ー最新技術と人間のコラボレーションー

社会モデルとは障害者が味わう社会的不利は社会の問題だとする考え方です。つまり障害者とは、社会の障壁によって能力を発揮する機会を奪われた人々だと言えるかもしれません。

 

で、あるならばその社会的障壁を崩す営みも大切になりますよね。

今回紹介するのは、視覚障害の方々の目の代わりになる最新テクノロジーと人間のコラボレーションの取り組みの一つです。

 

1)まず視覚障害の方が視覚的にとらえられない状況が目の前にあるとします。

  たとえばスーパーに行って、目の前の野菜のどれがおいしそうかを知りたい時

  (もちろん近くの人に聞いてもいいのですが)その光景をあるアプリを起動して

   からスマートフォンで写真を撮るのです。

2)すると、そのデーターはそのアプリに登録しているボランティアーに発信され

3)そのボランティアーが写真の画像をすべて言葉に変えて送り返してくれます。

4)視覚障害の方はそれを読み上げソフトで聞けば理解できるというシステムです。

 

最新アプリというテクノロジーとボランティアの協力によって困難がかなりの程度克服できるということになるわけですね。

すばらしい!

 

この他にも、テレビで見たのですが、日本を訪れた外国人のために駅の案内係の人がtabletを用意していて、その言葉に合わせた通訳をスカイプで呼び出して直接会話できるようにするというサービスがすでに始まっています。

 

こういうサービスがアプリとしてスマフォにダウンロードできれば見知らぬ外国の街で道に迷っても大丈夫ですね。

 

いやはや、すごい時代になってきました。

 

先ほどの視覚障害者向けのアプリの動画がありましたので、ご覧下さい。

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