20才台の死亡率の半数が自殺だ、という事実~自殺対策白書より~

昨日内閣府より平成25年度の自殺対策白書が公表されました。

それによると、「我が国における若い世代の自殺は深刻な状況にあり、15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっている」ということです。

 

さらに「こうした状況は国際的に見ても深刻であり、15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは先進7カ国では日本のみで、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっている」とコメントされています。

 

以前から問題視されていた働き盛りの50歳代の自殺は、数こそまだかなり多いですが減少傾向にあるとのことです。

 

統計というやつはすべてを数で処理してしまうのですが、個々の方々にはそれぞれの理由やそれぞれの背景があったはずです。そのうちどこかに関わることができなかったのか?と残念な思いは消えません。

 

もし何かの縁でこの私の文章を読んでいるあなた、あなたは決して一人ではありませんよ。

手を伸ばせば必ず誰かがその手を握り返してくれるはずです。

一度でダメならもう一度、手を伸ばしてください。

 

決してあなたは一人ではないのです。