アン「マリラ、明日がまだ何ひとつ失敗をしていない新しい日だと思うとうれしくない?」
マリラ「あんたのことだもの、またたくさんの失敗をするにきまっているよ。あんたみたいにまちがいばかりする人は、みたことがないよ、アン」
アン「ええ、それはよくわかっているの。でもひとつあたしにいいことがあるのがわかりませんか、マリラ?おなじまちがいを二度とくりかえさないことよ」
マリラ「いつも新しいのをしてるんじゃ、それはなんのたしにもならないよ」
アン「あら、わからない、マリラ?一人の人間がするまちがいには限りがあるにちがいないわ。だからいくらあたしだって、し尽してしまえばそれでおしまいよ。そう思うと気が楽になるわ」
赤毛のアンとマリラおばさんの会話です。
今日はちょっと失敗をして気持ちが落ち込んでいたんだけれど、この「赤毛のアン」を読んでだいぶ気持ちが持ち直してきました。
そうか、一人の人間がするまちがいの数には限りがあるのか。
私はこれまでだいぶ間違いをやりつくしてきたから、あと少しだな。
それに明日はまだ、何も失敗をしていない新しい一日だ!
元気を出して寝るとしましょう!
落ち込んだ今日が早く終わって、明日が早く来ないかな!!
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