「朝日新聞」朝刊連載の『めざせ!聞き上手』より

今日(5月27日)の朝日新聞朝刊の生活欄に「めざせ!聞き上手」④というシリーズがあります。

何気なくそれを読んでいると、実に参考になるお話が。

歴史に直接関わった政治家や官僚から話を聞き取る「オーラルヒストリー」というものがあるそうですが、その第一人者のお話によると、「相手の年代に合わせて相づちの打ち方を変える」のだそうです。

 

例えば若い人が相手なら

「うん、うん」「ああ、そう」「そうだね」というテンポの良い短い言葉で相づちを打っていく。

そして年齢を重ねた方には

「あぁ、そうでしたか~」「やっぱりそうなんですね」ともう少し長い言葉を選んだり、語尾に余韻を持たせたりするそうです。

 

話の聞き方というのは難しいもんですね。

私も仕事柄人の話を聞くわけですが、相手の年齢にまで気を使って相づちを使い分けをしてはいませんでしたね。

 

勉強不足!

修行が足らん!!

 

そして、案外難しいのが「なるほど」の使い方だそうです。

口調によっては「なんだ、この話を知っていたんだ。もう言わない」と口を閉ざしてしまいかねないので、「なるほど!」と最後に感嘆符が付くような言い方を心がけていらっしゃるとか。

 

う~む、なるほど、いや、「なるほど!!」

 

本当に勉強になりました!!