ボストンのテロ事件でびっくりしたこと

アメリカのボストン・マラソンで起きた卑劣なテロ事件。

犠牲になった方々の冥福を心からお祈りいたしますが、それにしても今回の事件にはびっくりしたことがありました。

 

それはアメリカの犯罪捜査のこと。

 

まずびっくりしたのは、あっという間に容疑者が確定されたこと。その背景には無数の監視カメラがあったようですね。情報化と言われて久しいですが、このような事実に気が付くとちょっと怖くなってきます。なにしろマラソン観戦に訪れた多数の人々の中から容疑者を特定できるぐらい映像情報が集まったということでしょうから。

 

私の毎日の行動なんてどこから誰がみているか、わかったもんじゃありません。そのおかげで犯人が捕まったわけですが・・・。

 

また最後にボートに隠れていた容疑者をヘリコプターから赤外線カメラ(温度に反応して映像を映す)で映して人物を確認し、さらに爆弾処理用のクレーンでボートのカバーを外し、最後にはヘリコプターで上空から銃撃を加えた映像が流れていました。

 

まるで、映画です。

 

でもこれが戦場でも使われているのだろうな、と思うとちょっと妙な気分になりました。

 

そういえば、ちょっと前に鞄を買おうといくつかのサイトをネットで見ただけで、すぐに広告は鞄の宣伝に代わっています。家具をネットで探った時も、すぐに家具の宣伝ばかりになっていました。私の行動はすべて把握されていて、それに応じた情報操作(?)がなされているわけです。

 

なんだかちょっと怖くなりました。