ささえる ことば <2> 「足の速い人がいる、器用に何でもこなす人がいる。力の強い人がいる。声の大きい人がいる。頭のいい人がいる。美しい人がいる。『優劣』でなくて『違い』。わかっていても繰り返し、自分に言い聞かせなくちゃいけないことって、あるよね」

誰しも、なまり色の時を過ごすことがあります。

誰にもわかってもらえず、一人で苦しむことも。

 

そんな時、

「自分に語りかけることば」

「自分をささえることば」がひとつでもあれば、

なんとかやりすごすことができるかも、知れません。

 

今日のことばは

「足の速い人がいる、器用に何でもこなす人がいる。力の強い人がいる。声の大きい人がいる。頭のいい人がいて、美しい人がいる。『優劣』でなくて『違い』。わかっていても繰り返し、自分に言い聞かせなくちゃいけないことって、あるよね」

 

これは、持田香織さんなど有名アーティストにボイス・トレーニングをしている大槻水澄さんのことばです。

 

そうなんです。

「優劣」じゃなくて「違い」

「みんな違って、みんないい」

 

こういう言葉は良く耳にしますが、本当にスッと腑に落ちるかと言うと、そうは簡単なものではありません。

やはり、人と自分を比べて、劣等感や嫉妬心を持つのが人間。

 

何度も何度も、自分に言い聞かせなくちゃいけないんですよね。

仕方がないとわかってはいても、やっぱりくやしい・・・・。

 

ここが人間。 だれしも人間。