オリンピックを見ていると色々なことに気が付かされます。
例えば、サッカーを見ていると思うのは
最近の選手の外人コンプレックスのなさ。
これなどは、外国で活動する選手が増えてきたからだ、と言う気もしますが
それより外人に対するコンプレックスのない若者が増えてきたから、
逆に外国に出てやってみようという選手が増えたのではないか、と言う気もします。
(続きはブログで)
さらに言えば、外人と同じことはできないのでから
日本人の良さで勝負をしようという発想が普通になってきた、と言うことも言えるでしょう。
背が高い、とか、体重がある、とか身体的な形態では今でも諸外国には劣る日本人ですが
逆に背が低いのだから、小回りが利くはずだ、だからそういう戦術を立てて勝負すればいいのだ、
という発想などが普通になされ始めたということもあります。
サッカー女子のなでしこの戦術なんて、その通りで、川澄選手や大野選手、宮間選手など小柄な選手が、大きな外人選手の横をスルリと反転してすり抜ける様子は見ていて小気味よいものです。
背が高い、と言う点では負けているものの、背が低いという点では勝っているのですね。
長所ー短所と言う見方は、立場をければ逆転するのだということを教えてもらいました。
神経質ー無神経 優柔不断ーやさしさ 集中ができないー興味の幅が広い、などと色々な対局の長所・短所がありますが、さて、何を長所と考えて、何を短所と考えるかは、発想の問題かもしれませんね。
見方を固定せずに、柔軟な発想で、停滞した現状を打破していく、そういう新しい生き方の見本をなでしこに教わったような気がします。
コメントをお書きください