糸井重里さんに教えてもらった もう一つのこと

さて、前回は「ほぼ日刊イトイ新聞」にのっていたエッセイの中で、イトイさんの夢の見方について書きました。

その同じエッセイの中で、もう一つ、これは面白いぞ、と思ったことがあります。

それは・・・・

それは今、社長業をなさっているイトイさんが、架空でいいのですばらしい最高経営責任者の人にこういわれたらどうしよう、というお話です。

 

“「ほぼ日」に、架空でいいので、
 すっばらしい最高経営責任者が来てくれたら、
 いまのぼくに、なにをしてくれと言うだろう?
 
 ぼく自身が、その人を信頼しているわけです。
 そして、ぼくは、よろこんで社長をクビにされるんです。
 で、彼はぼくに誠意をもって言ってくれるわけです。
 「あなたは、いままで以上に(   )をしてほしい」。
 つまらない仕事だとも、やりがいのないことだとも、
 決して思いはしませんが、ぼくにとっての「社長業」は、
 とても得意なことではなかったのです。
 で、しっかりクビにしてもらって、安心して、
 いままで以上に、みんなに貢献できることがあったら、
 それはうれしいことだよなぁと思うわけです。

 「いままで以上に(   )をしてほしい」の、
 (   )のなかになにが入るか、ぼくにはわかります。
 連休のあいだに、こんなことを考えて、
 ほんとによかったと、いまごろになっても思っています。
 あなたも、いままで以上に(    )するって、どう?”

 

ちょっと長く引用してしまいましたが、

あなたなら、どう?

「今まで以上に(    )をしてほしい」と言われたら、(  )に何が入るでしょうか?

 

いや~面白い考え方ですね。

思わず、ちょっとまじめに考え込んでしまいました。

 

これって、結局、本当のところ自分は何をしたいのか、何をしていいよって言われたいのか、ってことですよね。

食べるものや着るものに困らないとして、私はいったい本当のところ、何をしたいのでしょう??

 

あなたなら???