「自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感」という研究が示すもの

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「自閉スペクトラム症がある方々による、自閉スペクトラム症がある方々に対する共感」

という長いタイトルの京都大学他による研究論文が発表されました。

 

研究の概要はこちら

 

結果的に言えば、

<ASD(自閉スペクトラム症)のある方は共感性が乏しいと考えられてきましたが、本研究において、ASDがある方はASDの行動パターンをする他者に対して良く共感することが示され>たと言うことです。

 

つまり言い換えればTD(定型発達)の方々に対して共感が乏しくても、同じようなASDのある方に対する共感能力は低くないということですね。

 

そしてこの研究からは

<臨床場面への応用として、ASD傾向の強い人ほど、ASDがある方への援助者にふさわしいかもしれない>と指摘することができ、

<教育現場への応用として、特別支援学級をデザインする際にも有効な提言となるかもしれません>ということでした。

 

これってどう理解すればよいでしょうか?

 

なお実験の方法を見ると

 

<ASDの特徴がある人物の行動パターン記述文(ASD文)と、TDの人物の行動パターン記述文(TD文)を・・・・読んでもらい・・・呈示された文に関して、自分に当てはまるか(自己判断課題)、文の主語である人物が自分と似ているか(他者判断課題)どうかを判断>してもらった結果、

 

<ASDの成人は、自信と類似したASD人物に対して共感的な反応を示して>いて、

さらに

<ASD傾向の高い人ほど、ASD人物に対して共感的に理解している可能性>があるということです。

 

これについてはいろいろ突っ込みどころがあって、

考えてみたいと思いますが、

長くなるので今日はまず研究のニュースの報告まで。