オフィス岸井は、
公認心理師による信頼できるカウンセリング・ルーム
として
神戸新聞社のマイベストプロに登録されています。
◇◇◇ 現場のための投影法勉強会の参加者募集 ◇◇◇
様々な現場で働く対人支援職の皆さん、現場で役立つ投影法(風景構成法・MSSM・箱庭・コラージュ・夢分析など)について、基礎から実践的な解釈までご一緒に勉強しませんか?
投影法が初めての方も大歓迎です。
もし参加のご希望があれば、HPの予約ページ(こちら)より参加希望の旨をご連絡下さい。
カウンセリング・オフィス岸井は、神戸にある、学校・職場・対人関係などにおける不適応やうつ・不登校・不安障害の問題でお悩みの方々の相談に応じる神戸の心理相談オフィスです
その他学校や職場の不適応や対人関係や生き方の悩みなどさまざまな問題や、やる気が起きない、周囲の目が気になる、集団に入れないなどの問題にも豊富な経験をもとにご相談に応じます。
社会的スキル・トレーニングやアサーショントレーニングなども用意しています。
詳細は以下をご覧ください。
大人のうつや様々な不安や悩み、神経症・大人の発達障害等からくる生きづらさや人間関係の問題などさまざまなお悩みにも対応いたします
特に大人の発達障害に関しては、ワーキング・メモリーや聴覚認知・視覚認知の弱さに対する「認知のトレーニング」を用意して、多くの方に「うっかりミスが減った」「聞く力や見る力が付いた」等の声をいただいています。
さらにご本人の問題だけでなく、ご夫婦の問題としてカサンドラ症候群などが問題になっていますが、ご夫婦の問題として一緒に取り組ませていただきます。
詳細は以下をご覧ください。
最近多い相談が「私はアダルトチルドレンではないか」という不安を持たれた方です。同時に抑うつ気分に悩まれたり、怒りの爆発・虐待等に結び付く状態で苦しまれています。
背景に過去の家族の問題、たとえばアルコール依存の親、被虐待の体験、機能不全家庭に育った不全感や自信のなさ、無力感や愛着障害なども影響します。
なかなか過去を振り返るのは辛いですが、立ち向かう勇気を出してご相談下さい。
詳細は以下をご覧下さい。
<うつ病や不安が頭の中から離れない時に>
うつ状態は単なる落ち込みという状態から、それが持続的に続き楽しみや喜びなどの感情が失われていくうつ病まで、いろいろな場面で見られます。
こういう時は、私は「のみ薬・ひと薬・ひにち薬」とお伝えしています。まず病院での診断や薬の処方の<飲みぐすり>を受けるとともに、人とのかかわりの<ひとぐすり>、そして必ず良くなることを信じて待つ<ひにちぐすり>です。
カウンセリング・オフィス岸井では<ひとぐすり・ひにちぐすり>を念頭に置き、ご一緒に取り組ませていただいています。
*面接に当たってのお願い
当オフィスでは1回限り、あるいは数回のみの面接はお受けしておりません。
あくまでも、ご自身の問題に取り組むため、原則として1~2週に1回の継続面接に限らせていただいています。
月に1回と言う面接も、効果の点からお引き受けしていません。その点、ご理解下さい。
*お詫びと訂正
なお数年前までは「初回無料」とお知らせさせていただいていましたが、現在は有料となっています。過去に書いた記
事やコラムではまだ「初回無料」の文言が残っていますが、申し訳ありませんが訂正させていただきます。
キャンセルは原則として1週間前までにご連絡ください。突然の体調不良や交通機関のトラブル、天候悪化等はもちろん考慮させていただきます。
それ以外のキャンセルに関しては、キャンセル料をいただくことになります。
ご注意ください。
言葉によるカウンセリングでは、カール・ロジャーズによるクライエント・センター・セラピー(クライエント中心療法)をベースにしています。
同時にユングによる深層心理学をベースにした会話や夢分析などによる心理療法を行っています。
C・ロジャーズ
言葉による面接がどうも苦手だ、あるいはイメージを用いた面接が有効だと感じた場合には、絵画療法・コラージュ療法・箱庭療法などのアートセラピー、あるいは夜に見る夢を持ってきていただいた夢分析などを行っています。
対人関係で「どうも自分の本当の気持ちを押し殺してしまいがちだ」あるいは「自分に自信が持てなくてなんといって良いかわからない」というような場合には、無理のない自己主張(アサーション)トレーニングを行います。
また発達障害の傾向があり、見る力・聞く力・覚える、思い出す力・集中して物事に取り組む力に弱さがあるという場合には、「認知のトレーニング・プログラム」を用意しています。
オフィス岸井は直接対面面接だけでなく、スカイプや電話による面接も行っています。これまで全国各地からスカイプ・電話による面接を実施してきました。
交通費もかからず、自宅にいても可能なため、遠隔地や周囲に相談していることが知られたくない場合にはどうぞご希望ください。
皆さんの興味関心のある、不登校・発達障害・アダルトチルドレン・ひきこもり・アンガーマネージメントなどなど、さまざまなテーマでショート・コラムを独自の視点からまとめてあります。 興味のある方はゼヒ!
☆彡こころを描いた映画や本の紹介コラムはこちら
「こころを描いた映画・本」について簡単な紹介ショート・コラムを載せています。
コミックや小説、映画など、もしかしたら興味を引く作品に出会えるかも知れませんよ。良ければ一度ご覧ください。
気の向くままに文章にまとめてみました。
何が、どうというわけでもないんですけどね。
もしお暇でしたら、どうぞ。
できるだけ毎週水曜・土曜日に更新をする予定です。
*これまでの全ての記事をテーマ別に検索して読めます。
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今日取り上げる絵本は 「ともだちのなまえ」
本屋で立ち読みをして、思わず涙があふれそうになりました。
・・・・このイグアナはわたしだ、そしてあなただ・・・・
広い海の中にぽつんと一つ浮かんでいる小さな島に、イグアナはたった1匹で暮らしていました。島での生活は居心地もよかったので何不自由なく暮らしていたのですが、イグアナは生まれる前から全く一人で親も兄弟も友達という存在さえ知りません。そこへ遠い空から、羽を痛めたカモメがイグアナのもとへ落ちてきたのです。
イグアナは生まれて初めて他者というものに触れ合い、そして「ともだち」というものを知ったのです。
人は一人でも生きていけるという人もいれば、一人では生きていけない、という人もいます。しかしそれは他者という存在を知っているから言えることです。このイグアナは初めて他者と接するということを知りました。そして彼にとっては全く意識していなかったのでしょうが、何かが彼の心の中に芽生えたのでしょう。
そうして自分と他者との出会いと関係が芽生えた時、カモメはこういいます。
〝私はいかなくちゃならないの〟
〝なぜ?〟
〝わたりどりだから〟
生まれて初めての出会いの体験のあと、生まれて初めての別れを迎え、イグアナは・・・・・・
ここから先はぜひあなたが本を手に取って読んでください。
萩尾望都さんの名作漫画に「イグアナの娘」という作品があります。この作品では娘を愛することができない母親と、母親から愛されない娘のこころの葛藤が見事に描かれています。その作品ではイグアナは冷血動物であり、自らの感情を凍らせて固い鱗に身を固めた無表情な存在として、母娘の生きざまが描かれています。
果たしてイグアナは外から人が見るように、冷血な動物なのでしょうか?
私はそうは思いません。無表情な見た目の中にはさみしさや仲間を求める気持ちや色々な感情が詰め込まれていると思います。
人間も同じ。いろいろな感情を心の中に固めて表に出さず、我慢してしまう、そういう生き方をしている人もいるのではないでしょうか。
私も、そしてあなたも、もっと素直に自分の感情を表に出していいんだ、と思わせてくれる絵本でした。
「人生を愛せよ、死を思え、時が来たら、誇りをもって、脇へどけ。
一度は生きなければならない。それが第一の掟で、
一度だけ一度だけ生きることが許される。それが第二の掟だ。」
樹木希林が引用したことで広く知られることになった児童文学者で詩人のエーリッヒ・ケストナーのことば。
「時が来たら 誇りをもって 脇へどけ」 この言葉にどれだけ私は救われたことでしょう。
私が40歳代で、人生これからだ、と半ば自信満々でうぬぼれていた頃、60歳後半の「衰えの見えた、しかしプライドだけは非常に高い」と思えた先輩諸氏を多少冷ややかな目で見つめていたことがあったことを思い出します。
それはなぜかというと、自分自身が冷ややかな目で見つめられていることに気が付いたから。
40歳代・50歳代の油が乗り切って、自分に対する自信にあふれた中堅諸氏に、「そういえば、あの時自分はああいう視線で先輩を見つめていたなぁ」と自分自身の姿を見つけたのです。
先輩諸氏は、もうすでに大半の方がこの世にはいらっしゃいません。
いずれ私も同じ。
一度は生きなければならない。それが第一の掟で、
一度だけ一度だけ生きることが許される。それが第二の掟だ。
脇へどいて、道を譲ったとしても、自分の人生に対する「誇り」だけは失いたくないものです。
誰が認めてくれなくとも、それが生きてきた証なのかもしれない。
「一度だけ一度だけ 生きてきた自分を 最後に一度だけ ほめてあげること。」
それが第三の掟ではないかな。
絵本作家のくどうなおこさんの言葉に、劇画家の松本大洋さんが絵を付けた絵本
「いる」じゃん
このお二人のコラボだけでも素晴らしいのに、表紙をめくって読み始めると、なんだかとても懐かしく、自分が子供の頃に感じていたことがじわじわとよみがえってきました。
だれかいるかー
地球がひとりだったころ
さびしくて なかまが ほしかった
そしてぼくもひとりでさびしくなったとき、
だれかいるかー
ぼくもさびしいと
地球のまねをする
すると、太陽が「ウッス」と顔をのぞかせてくれるし、
公園で
雲や風やブランコやダンゴムシが
「こんにちは光線」を飛ばしてくる
そうか、そうだよね、子供たちの周りには、色々なものが「いる」じゃん!
道の真ん中で、飽きもせずアリさんとお話をしてみたり、風に吹かれる道端の名もないお花にほほえんで挨拶をしてみたり、子供たちにとっては、太陽も風も、アリもお花も、み~んな友達なんですね。
うらやなしいなぁ。
私にもそういう世界があったはずなのに、いつの間にか「孤独」や「疎外」や「いがみ合い」ばかりがこころの中を占めている。
いや、だけど、きっと今でも私の周りにはすべてのものが、私が心さえ開けば、友達になってくれるんじゃないのかな。
私が「こころをとざしてしまっている」だけなんだろう。
私が「だれかいるかー」と声をかければ、「ここにるよー」と返してくれる声がきこえてくるんじゃないかな。
私が「耳をとざしてさえいなければ」。
だれかいるかー、と声をかけてみませんか?
ここにいるよー、という声が聞こえるかも。
「いる」じゃん、そこに。
見つけられてないだけかも。
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